2007年11月30日 (金)

六義園紅葉ライトアップ

 さて、いよいよ六義園紅葉のライトアップです。今年のライトアップは11月23日から12月16日まで夜の9時まで行われます。今年は紅葉が2週間ぐらい遅いそうで、まだまだ楽しめます。

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  この日は風もなく鏡のような池の水面に紅葉のライトアップが写っていてとてもきれいでした。山紫水明の趣でしょうか。

 六義園は「生類憐みの令」で有名な「犬公方」徳川五代将軍綱吉の側用人で権勢を誇った柳沢吉保の下屋敷の庭園跡です。元禄期から水戸家の小石川後楽園とともに2大庭園として名を馳せたそうです。明治後に手に入れた岩崎弥太郎から東京市に寄贈されたものです。この日は戦前の六義園を知るというご婦人にお話をうかがうことができましたが、ずいぶん荒れていたそうです。

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 こちらは抹茶セットです。園内の茶屋でいただけます。いつもは吹上茶屋でいただくのですが、この日はこちらの心泉亭でいただきました。500円。緋毛氈に座って紅葉のライトアップを眺めながら抹茶をいただくと、私のような俗にけがれた者でも心なしか気持ちの落ち着く思いがします。隣の方のお菓子は柿の姿でそちらが良かったのですが。
 周回路の奥の方ではうどんや甘酒をいただける野外のお店も出ています。体が温まります。リケノンがメインですが、クロスフィルターを使うためにFA31Limiを持ち出しましたが、この写真ではちょっとやりすぎでしょうか。

六義園紅葉ライトアップ
 こちらが六義園です。年末年始の29日から元旦以外は年中無休です。ライトアップのときははっぴを着た地元の方が整理に当たっておられるようでした。入場料は300円で、との公園ですから今年は入り口でPASMOで払えるようになりました。1200円で年間パスポートも販売しています。歩いて20分ぐらいのところに旧古河邸もあります。こちらもバラの季節にライトアップが行われます。

続きも六義園紅葉のライトアップです。

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2007年3月30日 (金)

六義園しだれ桜ライトアップ

 東京でも桜の満開が近づいてきましたが、一足早く文京区の六義園のしだれ桜のライトアップを見に行ってきました。本当は3月25日で終わる予定だったんですが、今度の日曜日の4月1日まで延長されました。

 六義園は「生類哀れみの令」で有名な「犬公方」五代将軍徳川綱吉の側用人で権勢を誇った柳沢吉保が造った回遊式庭園で、今でも手入れが行き届いて、よく保存されています。

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  この日はこれまでにない人出で、三脚を立てるのが禁止になって、一脚で使ってくれとのこと、それでも人が多くて大混雑の中で写真を撮ってきました。

 帰りに見たら8時前で入り口に200m以上の長い列ができていました。NHKが定点カメラを設置していたり、フジテレビが取り上げたり、今日もどこだかテレビ局が取材に来ていて大混雑です。

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  こちらが六義園入り口。この先にしだれ桜があります。右はおなじみの吹上茶屋の抹茶セット500円です。

六義園しだれ桜ライトアップ

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2007年1月 6日 (土)

石の仏達 その3

 続いて石仏です。

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  これも仏像なのか地蔵像なのか。今回は下関市の古都長府にある覚苑寺と 功山寺の2つのお寺を回ってみました。
 功山寺は明治維新の折、、高杉晋作と奇兵隊の蜂起の地でその偉業によって明治維新が前進したとされ、のちに「回天の偉業」といわれましたが、太平洋戦争の時の特攻潜水艦「回天」でその名を記憶されるという悲しい歴史があります。

石の仏たち3

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2007年1月 5日 (金)

石の仏達 その2

 昨日に続いて、石仏です。

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  すでに供養する人もいなくなった墓の供養のためか、戒名のようなものが見えますので墓石そのものかも。 日付にある明和九年は西暦1772年、文化七年は1810年ですから、随分と古いもののようです。

続きも石仏です。

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2006年7月22日 (土)

鰻の名店「尾花」

 今日はがらっと話題を変えて、明日が土用の丑の日と言うこともあり、東京では歴史もある鰻の名店「尾花」です。
 数年前に建て直されましたが、中庭が小さくなったけれど、コンクリートのビルにすることもなく、木造建築のまま、座敷も大広間に小さなちゃぶ台のようなテーブルでいわゆる入れ込み式の座敷のままです。

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  うーん、おいしそう。関東風のさっぱりしたホクホクの鰻の蒲焼です。肝吸いは別メニューですが、ぜひいただいて下さい。

 ここは江戸時代から続く老舗で、南千住の「回向院」の裏手にあり、当時は江戸のはずれにありましたが、ここで鰻を食べ吉原へ出かけたのだとか。

 ちなみにここの「回向院」は有名な処刑場「小塚っ原」のそばで、怪盗ねずみ小僧次郎吉や毒婦高橋お伝の墓もあります。しかし私的には、高杉晋作が、処刑された師吉田松陰の遺骸を掘り起こし、江戸市中を練り歩き上野寛永時の将軍専用の橋を乗馬のまま渡りきって改葬したことが思い起こされます。

場所はこちら。
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 前は暖簾に「天然うなぎ」と書いてあったのですが、やはりある程度量を確保するには養殖も使うようです。

 この日のレンズは40mmの「パンケーキ」。普通のかばんの中にすっと入って大げさにならず、こういう使い道にはぴったりですね。その上シャープで色乗りもいいですよ。
 また、他の御客さんに迷惑がかからないようにストロボを使わずに、ISO800で撮りましたが、SilkyPix「HIMAWARI」の力もありますけど、ノイズも少なく十分いけますね。

続きも鰻の「尾花」です。

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2006年2月27日 (月)

ふぐ鍋

 昨日、古くからの友人が集まって、鍋パーティーを開きました。刺身もあら身もとらふぐです。

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  これがふぐの刺身の「菊盛り」です。ふぐの刺身は「2枚引き」と言う技法があって、一度薄くそぎ取った刺身の身を更に半分の薄さに開いて飾り付けます。まさに板前職人の技術の極地と言うもので、こうして皿の模様が透けて見える菊の花のような美しい飾り付けが出来ます。
 ちなみに、下関ではふぐのことを「ふく」と呼びます。もともとの方言のようですが、今では「福」にあやかったという語呂合わせが一般に言われています。

 高いふぐも取り寄せて家庭で味わえば、割りとリーズナブルに味わえます。

 この記事でよだれが出たらあの憧れの春帆楼より直接お届け(≧▽≦)とらふく料理セット 4人前

 

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2006年1月30日 (月)

落語「王子の狐」とその舞台

 いま、落語ブームだそうですが、落語に「王子の狐」と言うものがあります。あらすじは、狐が人をだまそうとしますが、尻尾が出ていてそれに気づいた人に逆に狐がだまされて、料亭で散財して、とり残された狐が人間に捕まって散々いじめられると言う話です。ここいらは古くから稲荷信仰があって、諌められた人が狐に謝りに行きますが、狐が人を怖がって信じないと言う落ちになっています。

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 ここが「王子稲荷」の本殿。平安時代には広く信仰を集めていたようで、千年以上の歴史があるようだ。商売繁盛と防火(ひぶせ)の霊顕あらたからしい。

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 神社には、狛犬ならぬ「狛狐」、こちらは子連れ。

王子稲荷王子稲荷

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 こちらは、約400mはなれたところにある「装束稲荷」。昔は榎の大木があって、初詣に来た関八州の狐達がここで装束をあらためて「王子稲荷」に参内したと言い伝えられ、広重の浮世絵なども残されている。毎年、大晦日には狐の仮装をした人たちが王子稲荷まで練り歩くらしいが、私は大晦日に東京にいたことがないので、見たことはありません。

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 この狐は鍵を咥えています。

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 こちらも「狛狐」鍵を咥えています。もう一方の狛狐は玉を咥えている。ここに詣でると一生着る物に困らないらしい。

王子装束稲荷王子の狐

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 ここが落語の舞台になった江戸時代のはじめから続く老舗料亭の「扇屋」です。なんか変ですが、つい最近まで卵尽くしのコース料理が出る料亭でしたが、板前がいなくなって今はこの小屋で名物の玉子焼きを売っています。板前と女将の駆け落ちなどと考えるのは下衆のかんぐり。日本橋の高島屋でも売っているそうだ。

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 これが、名物の玉子焼き。プレーンな出汁巻きと鶏肉の入った親子玉子焼きがあります。買って帰りましたが、大変おいしかったですね。

玉子焼きの扇屋玉子焼きの扇屋

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 食いしん坊で、スイーツ好きの私としてはもうひとつ、王子稲荷の近くにある久寿餅(葛餅ではない)屋さん。明治の中ごろからここで店をやっているらしいが、1日の作りおきがなくなれば店を閉めてしまいます。昔は瓦に白壁の店だったようだが今はこんなプレハブになってどうしたんだろう。買おうと思ったら、今日は3時まえなのに売り切れで店を閉めてしまった。とほほ。

久寿餅の石鍋商店久寿餅の石鍋商店

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 ここが桜で有名な飛鳥山公園。江戸八代将軍吉宗が桜を植えたことで有名になった。おいおい、桜が有名なら、桜の季節に紹介しろよ・・・。この下を、石神井川が通って墨田川に合流しているし、首都高速が地下を走っている。桜の景観を考慮したのだろうか。駅はJR京浜東北線王子駅。新幹線の下に東京では今はここだけ走っている、都電の路面電車が見えます。昔はよく夜桜見物に出かけたが、ここは風が強くて寒かった。

飛鳥山公園飛鳥山公園

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 おまけ。「王子稲荷」のすぐ先に江戸時代の後半に名主の畑野家が湧き水を利用して滝を作って、今は八本の滝のある「名主の滝」公園として整備されている。この滝は一番大きい「男滝」。3脚を持っていなかったので、スローシャッターもこれが限界。

名主の滝公園名主の滝公園

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2006年1月10日 (火)

金子みすずと林芙美子など

 このシリーズ(やっぱりシリーズだったんだ)の最後に文学散歩。

 まず最近ようやく広く知れ渡った、金子みすゞ。

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 金子みすゞは1903年(明治36年)山口県仙崎の生まれ、不幸な結婚の末に1930年(昭和5年)自ら命を絶ち26歳の若さで死んだ。西条八十に認められたが、作品が散逸し、最近、やっと認められるようになった。今では金子みすゞのゆかりの地をめぐる散策コースもある。バブル崩壊後の失われた10年の中で、癒しのブームとあいまって広く知られるようになったのだろう。ここは公園の入り口で、歩道のそばでベンチのようなつくりになっている。後ろの観音像は別の寺のもので、関係はない。
 金子みすゞは知らなかったが、詩は好きで、若いころは八木重吉、石原吉郎などはよく読んだ。言葉に簡潔で鮮烈さがあった様に記憶している。

 次は林芙美子。

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 これは林芙美子が通ったとされる、小学校の門前にある顕彰碑。彼女も金子みすゞと同い年、1903年の生まれ。奇遇です。この碑は新しいもののようだ。この小学校は私の母校でもあります。今ではなじみのない作家のようですが、代表作の「放浪記」は映画やドラマになり、舞台では森光子が1,700回の公演をして文化勲章を受章したことで最近話題になった。

 癒しの金子みすゞに比べ、林芙美子のような貧乏物語に涙する人はもういない。今は、純愛と癒しが求められているようだ。みんなが貧しくて、みんなが一生懸命働いた結果、築き上げたものがバブルとともに崩壊し、それとともに移り変わって来た日本人の心根が、期せずして対比されているような気がする。

 もう一人、音楽界の巨人、テノール歌手で藤原歌劇団の創始者藤原義江(1898-1976)も母親が下関ゆかりの人。現在父親のイギリス人リードが住んでいた海を見おろす洋館が藤原義江記念館になっていて、ご家族の方(のようだ)が管理をされている。見学には予約が必要だが、予約なしで無理にお願いして見せていただいた事がある。その節は失礼しました。ここの写真はそのとき撮ったのだが、データが行方不明、なんてこった。

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2006年1月 7日 (土)

巌流島と壇ノ浦

 歴史編その2です。

  まずは佐々木小次郎と宮本武蔵の決闘の場となった巌流島。

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 これは関門海峡、手前が本州で向こうが九州です。その間に浮かんでいる小さく平たい島が巌流島です。元は舟島と言いましたが、佐々木小次郎と宮本武蔵の決闘の後巌流島と呼ばれるようになりました。巌流とは佐々木小次郎の剣の流派の名で武蔵の二天一流と同様、当時の個人流派と言うようなものです。面白いのは、勝った武蔵の名ではなく負けた小次郎の名が付いていることで、こちらには巌流焼というドラ焼まであります。しかし、島には、武蔵の養子の宮本伊織が建てた武蔵の碑まであります。なのに「巌流島」。判官びいきにしてもよほど武蔵は人気がないらしい。伊織もよっぽど悔しかったらしく石碑にびっしり功績が刻んである。
 昔は人家が一軒あったように記憶しているが、今は大河ドラマの影響か公園として整備され、船着場も出来ているようだ。

 ちなみに、右に見えるのは本州の端っこにくっついている彦島と言う島です。よく、ふぐの競りがテレビで紹介されますが、ここにある南風泊(はえどまり)という市場です。またここは幕末に4カ国連合艦隊に敗れた長州藩に99年の租借要求がなされましたが、先の高杉晋作の働きで賠償は幕府にと言う主張が通り、租借を免れたと言う歴史があります。どっちが良かったんだかわかりませんけど。

巌流島と壇ノ浦

 次ぎは源平合戦最後の決戦場になった壇ノ浦。大河ドラマ第2弾。

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  関門海峡、右が九州、左が本州。橋が架かっているあたりが、壇ノ浦。このあたりが関門海峡の一番狭いところで、約700mしかなく、この下にトンネルが走っていて、車道と歩道があって、壇ノ浦の海岸あたりからエレベーターで下って歩いて関門海峡を渡ることが出来ます。橋の手前のこんもりしたところに赤間神宮というのがあって、平家とともに海に没した安徳天皇が祭られています。先帝祭という祭りがあって、合戦に敗れた後苦界に身を沈めた平家の女官達が安徳天皇が祭られている赤間神宮にお参りに行くために練り歩くと言うものです。衣装は平安期のものではなく江戸期のおいらん装束でちょっとおかしい。
 こちらも負けた平氏が祭られたりしている。もともと判官びいきとは、源九郎判官の義経を指しているが、その義経に滅ぼされた平家のほうはなんと呼べばいいのか。判官びいきではちょっとおかしい。
 人は滅びに愛惜の念を持つようだ。滅びの美学のようなものを感じ取っているのか。

 ちなみに、この赤間神宮を舞台にしているのが、小泉八雲によって全国に広まった「耳なし法一」。ここでは平家は怨霊として描かれ、法一を食い殺そうとする。災いをなすものを鎮めるために祭るという古い形が残っているようだ。

巌流島と壇ノ浦 巌流島と壇ノ浦

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2006年1月 4日 (水)

高杉晋作

 ここでわが郷土の英雄を。

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 皆さんにはなじみないかもしれませんが、この人が日本初の武士団に代わる近代軍隊のはじめといわれる「奇兵隊」を組織し、明治維新の一撃をはなった高杉晋作です。高さ3mぐらいありますが萩焼の陶器製の像です。関門海峡を前に4カ国連合艦隊か幕府の長州征伐軍を見ているのか、はたまた自らは見ずにたおれてしまったが、維新の未来を見据えているのか。
 私は小さい時から、ここが好きだった。

高杉晋作

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 こちらは功山寺にある銅像。蛤御門で破れ、久坂玄瑞は戦死し、桂小五郎は逃亡生活に行方不明。3方から迫りくる幕府軍を前に恐怖した長州藩は家老の首を差し出して幕府に恭順を示していたとき、ここで「奇兵隊」による挙兵を起こし長州藩クーデターに成功。そのとき高杉50名、伊藤博文30名、ほとんどが「力士隊」などの武士以外の軍隊だった。続いて幕軍を小倉城で敗退させ、幕府の長州征伐を挫折させ、明治維新の幕府の軍事的敗北を決定付けるに至った事で 維新の功労者となった。郷土では、この「奇兵隊」の決起がなければ明治維新もなかったと言うが、それも事実にしても、少し贔屓しすぎかもしれない。
  松下村塾ではまじめに勉強しなかったようだが、吉田松陰は彼を認めていたようだ。「人物」と言うべきか。
 この間の事情は司馬遼太郎の「世に棲む日々」に詳しい。

 享年27歳、坂本竜馬と同年に死んだが、時あらざれば隠遁し、詩歌芸術に秀で結核による病死をした事も竜馬に比べれば地味ですが、私は好きです。

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 こちらは功山寺山門。奥に鎌倉時代創建の国宝「仏殿」が見える。高杉たちもここから出陣した。こちらは市指定の文化財。

高杉晋作

 ちなみに、下関がふぐで有名になったのは話がある。秀吉の朝鮮侵略の時ふぐ毒で将兵がばたばた倒れ禁制になっていたが、高杉の子分の伊藤博文が維新後時化で食べるものがなく料亭がやむなく禁制のふぐを出し、そのうまさに驚いて禁を解いたと言われている事もあずかっています。その料亭は現在もあって、日清講和条約の締結の場となった「春帆楼」というところです。当地でも値段も格式も一番とされています。こちらでは、冬になれば、魚屋に普通にふぐが並びますが、この料亭のふぐは地元でも高値の花です。 

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