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2008年10月23日 (木)

ゲージュツの秋、NHK音楽祭

 今日はいよいよ秋の訪れが感じられるようになって、ゲージュツの秋です。NHK音楽祭に出かけてきました。NHK音楽祭は海外のメジャーなオーケストラをお手軽な値段で楽しめるので毎年通っています。今日はその初日で、オーケストラはNHK交響楽団です。今年のテーマは「魅惑のバイオリン、魂のコンチェルト」です。いいですね、コンチェルトは一粒で2度美味しいので大好きです。今回のソリストは韓国系アメリカ人のサラ・チャンです。7歳でジュリアード音楽院に入学して、8歳で初レコーディングを行いハイフェッツの最年少レコーディング記録を抜き去った神童です。「昔神童、今普通」とは違い20代後半を迎えますます活躍しています。この後、私のお気に入りの小さな体でバリバリ弾く庄司紗矢香ちゃん、銀河鉄道999のメーテルのような美女で陰影に富む演奏の諏訪内晶子さんが登場の予定で、楽しみです。オケもサンクトペテルブルグ・フィルやヤンソンス率いるロイヤル・コンセルトへボウにフィルハーモニア管など有名どころが目白押しです。

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  開演前の会場の様子です。今日のメインプログラムが「展覧会の絵」なので、たくさんの楽器が入っています。左に後ろ姿が見えるのは音楽評論家の黒田恭一さんでしょうか、番組の収録をしているようです。FMではマナ中継もあるんだとか。

 ソリストのサラ・チャンの演目はブルッフですが、相変わらすの美音で、楽器の歌わせ方が抜群で、艶っぽくて破綻のないすばらしい演奏でした。 少女から美しい女性になって緑色のドレスも美しかった・・・(^^

 それに比べひどかったのがN響でやる気のないお役所仕事のようなつまらない演奏です。第1曲の「亡き女王のためのバヴァーヌ」はぽつぽつ、ブツブツでさすがに拍手もまばらです。案の定、「展覧会の絵」もでだしてトランペットがソロで音をはずしたりと惨憺たるものでした。指揮のノセダのがんばりでフィナーレでようやく調子が出てきましたが、あとの祭り。中学生のブラスバンドじゃないんだから、思いっきり吹いたら気持ちよかった、なんてありえないでしょう。プロなんだからもう少しまじめにやったらどうでしょう。それとも私の席が3階だったから?他にN響より下手でも熱心に演奏するオケはたくさんありますよ。客をなめてんのか!NHK丸抱えでオケに定年制があったりとまじめに精進する環境になく、指揮者もなめてるようなところがありますね。NHKの理事が不祥事で辞任してN饗に天下りしたりと、運営にも問題があるのでしょう。この演奏を黒田恭一さんは番組でなんというんでしょうか。辛口のようでも、NHKの番組でN饗をこき下ろすにもいかないでしょうが、番組の放映が楽しみです。アンケートに「N饗はいまいちのりが悪いのでは?」と書いておきました。帰ってきてからだんだん腹が立ってきた。

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 NHKホールは紅白も行われているので、お弁当などが売られています。いつもは深川飯弁当かまい泉のカツサンドですが、深川飯の取り扱いはやめたのだとか。食欲の秋ですから季節の栗ご飯弁当をいただきました。ごちそうさま。

続きもNHK音楽祭の会場の様子など。

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 NHKホール。外壁のライトアップに水銀灯が使われているようで、緑っぽくなっています。お客さんの入場の様子をテレビカメラで収録しているようです。

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 入って正面に掲げてあるNHK音楽祭の垂れ幕。薔薇なども飾られてちょっとだけ華やかさを演出しているようです。

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 その横には出演予定の指揮者とソリストが。

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 複数回申し込むともらえる1,000円のプログラムと買ってきたお弁当の栗めしをこれからいただきます。

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 今日の演目です。指揮のノセダさんはよく知りません。

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 開演の前の様子をもう一枚。練習している楽員もいます。

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 日ごろは高いので会場でCDなんか買わないのですが、お安かったのでメンデルスゾーンとシベリウスのコンチェルトを買いました。メンデルスゾーンは美しい音色で甘く切ない艶っぽい演奏ですばらしかった。カデンツアでグッときてしまいました。こんな経験はめったにありません。 今度登場予定のヤンソンスとベルリンフィルもよかったですね。シベリウスはサラ・チャンにはちょっとあわないところもありますが、むせぶような音色もすばらしかったですね。ヤンソンスの棒が冴えていました。帰りにHMVでインパルの「展覧会の絵」も買ってきて口直し。ちょっと変った演奏ですが、録音もよく、ようやく機嫌がなおってぐっすり眠れました。

今日はここまで。

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コメント

こんにちは。
音楽好きなイタリア人です。
NHKホールの三階は音楽を聞くところではなく、音が出ているオケを見るところです。BSの放送を良いアンプとスピーカーで聞くほうが良いです。
N響とチャンの協演はBSで聞きましたが、N響はかなりの名演だったと思いました。気合も十分。少し外れるのはベルリンフィルでも良くあることで、そんなことはどうでも良いです。

投稿: イタリア人 | 2008年12月20日 (土) 13:20

イタリア人さん
こんんちは

3階席のようなところは、よくも悪くもそのホールの音やオケの音の一番よくわかるところではないかと思います。
ホームグランウンドのホールで3階席まで聞かせることができなければ、プロとしてどうなんでしょう。
マイクならよくてホールでだめなら放送だけのために実演をやめてスタジオにでもこもるべきでしょう。
失敗のないオケなんてありませんが、やる気のない演奏で音をはずされるとたまりません。

少なくとも今回のほかのオケでは3階席でもそれなりに個性的な音を聞かせてくれました。

いい機械でいい音を聞きたいと思いますが、
昔はモノラルで蚊の鳴くような音の環境で音楽を聴いていたこともありますが、
それでも人の心を動かす音楽もあったと今改めて思い返しました。

「名演」のインフレにも困ったものですが・・・

投稿: パラダイスの怪人 | 2008年12月20日 (土) 14:46

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